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北海道の湖でソロキャンプ~朱鞠内湖畔キャンプ場

朱鞠内湖畔キャンプ場 キャンプ
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北海道をソロキャンプして回った時に訪れた、朱鞠内湖畔キャンプ場について紹介します。
訪れたのは9月上旬です。
朱鞠内湖は日本最大の人造湖で、日本最大の幻の淡水魚イトウも生息します。静かで大自然の中にも関わらず、シャワーやランドリー等の設備も整っており、個人的にはトップレベルにおすすめのキャンプ場です。
2023年5月に、朱鞠内湖にて釣り人がヒグマに襲われ犠牲となり、一時期閉鎖していましたが、現在は再開しています。最新情報は公式サイトで確認できます。

朱鞠内湖畔キャンプ場の概要

朱鞠内湖

【利用料金】 1人1泊1,000円 (子どもは500円) 予約制度無し
【利用期間】 5月上旬~11月上旬
       ※融雪状況により利用期間は変更になる可能性あり
【受付時間】 8:00~17:00(平日は8:30~17:00)
【設備】 トイレ4か所、炊事場4か所、コインランドリー、シャワー、各種レンタル品
     ログキャビン3棟、電源利用可(400円)
各種設備はとても綺麗です

施設案内・サイトマップ | 北海道 朱鞠内湖 公式ウェブサイト|Lake Shumarinai

プライベートな空間で思う存分湖畔キャンプが楽しめる

朱鞠内湖畔キャンプ場

場内は湖に面した陸が飛び出している場所が多いため、湖直近の最高のロケーションが何か所もありながら、パーソナルスペースがしっかり確保できます。

朱鞠内湖畔キャンプ場

第1サイトのすみっこに陣取ることに。
この時は周囲に人が全くいなかったので、広々と使わせていただきました。
他のサイトでもソロやデュオ、グループ等がゆったり過ごしていました。

湖を眺めていたり、釣りをしたり、楽しみ方はいろいろ

ソロキャン旅だったので、本格的な釣り道具は持ってきていませんでしたが、唯一持ってきたテンカラで簡単に釣れました。
時間と場所を選べば、一瞬で毛鉤に喰いつきます。
幻の魚イトウが生息しますので、一日中釣りをして過ごすのもアリです。

朱鞠内湖 夜

月がまぶしいくらいに輝きます。
この日は本当に美しい満月だったので、まぶしくて星があまり星が見えないくらいでした。
静かな湖面に浮かぶ月が美しすぎて感動しました。
日中は結構暑かったのですが、夜は程よい涼しさでした。
それでも結構蚊が耳元に「プーン」ってきます。
虫除けは必須です。

居心地良くて急遽連泊したが…

この時は10日間に渡って北海道ソロキャン旅をしていたので、居心地の良いここでゆっくりしようと、連泊することにしました。
しかし、2日目は大荒れの天気となり、湖の水位がドンドン上昇…。
雷も凄まじく、身の危険を感じたため、貴重品や一部の荷物を持って駐車場の車内に避難。
車内から湖を見ていると、さらに水位が上昇…。
え、これ…テントヤバくないか?
今さらテントを張った場所を後悔しつつも、これ以上水位が上がらないことを祈るばかりでした。
その後、雨は止みテントは沈むことなく無事でした。

朱鞠内湖 朝日

嵐が過ぎた日の朝の美しさは凄まじい。
朝日がまぶしい。
空が湖面に映り込むのもまた美しい。

朱鞠内湖

この角度もいいな…。
自然の驚異と美しさを感じた、とても印象的なキャンプとなりました。

スズメバチには要注意!

滞在中、朝食と夕食はスズメバチ先輩と同席しました。
「巡回でーっす!」って、感じで1日目も2日目もまわってきます。
食事中に何度もテーブルの上や食器の上に止まってきました。
じーっとやり過ごして、一度も刺されることはありませんでしたが、9月はスズメバチが多いため、刺激しないように服のカラーにも気を付けた方が良いと思います。
黒色はスズメバチに狙われやすいです。
しかし、ハチはすぐに人を刺すわけではありません。
大きな声や動作によりハチを刺激すると、ハチは人に攻撃されると感じ、攻撃的になります。
うっかり巣に近づいてしまったとかでなければ、静かにやり過ごすのが良いと思います。
ここ以外のキャンプ場でも、この旅の間にスズメバチが食器や腕に6,7回止まりましたが、じーっとしてれば何もされませんでした。
「カチカチ」と大あごを噛み合わせる音や、「ブーン」という攻撃的な羽音でホバリングしている場合は、「攻撃するぞ」という意思表示なので、近くに巣があり、うっかり近づいてしまっているのかもしれませんので、静かに移動した方が良いです。

朱鞠内湖畔キャンプ場のオススメポイント

朱鞠内湖
  • 広大な湖の直近で湖畔キャンプが楽しめる
  • シャワーやランドリーも有り、滞在しやすい
  • 予約不要
  • 電源も使用できる
  • トイレ等設備が綺麗
  • プライベートな空間を満喫できる
  • 釣りをして過ごすのにも超おすすめ

ヒグマ出没情報の確認を

ヒグマ

上記の写真は標茶町付近を移動中に発見したヒグマです。
こんな簡単に遭遇するものなのかと驚きました。
朱鞠内湖では、湖を熊が泳いで渡ってくる場合もあります。
2023年5月14日に朱鞠内湖で釣り人がヒグマに襲われ、命を落とす事故が発生しました。
北海道を移動中は、道の駅でもヒグマの出没情報を確認出来ます。
キャンプして回った時は、出没情報があったところは避けて宿泊していました。
三毛別羆事件復元地に行ってみたかった気持ちもありましたが、少々旅のルートから離れてしまうので、またの機会に。

日本史上最悪と知られる三毛別羆事件について、釣りキチ三平の作者で知られる矢口高雄先生の作画による漫画「羆風」は、ヒグマの生態や恐ろしさを知る上で非常に勉強になりました。
絵も綺麗で読みやすいのですが、リアルな描写に読んでいてドキドキします。
是非一読を。

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