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ゴールデンカムイの「ヒグマ油」の効果とは?熊の油が傷を癒す伝統と科学を考察

ゴールデンカムイ
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明治時代の北海道を舞台にした漫画『ゴールデンカムイ』では、アイヌの少女アシリパがヒグマの油を傷の治療に使う場面があります。動物の脂を塗ることで傷が良くなるなんて、本当に効果があるのでしょうか? 実際に、日本や世界の各地で、熊・馬・イノシシなど動物由来の脂肪(油)が民間療法として利用されてきた歴史があります。
本記事では熊の油について、動物油の中でよく使われている馬油を例として比較するとともに、民間療法として使用された歴史と科学的な効能の分析について紹介します。

ゴールデンカムイ7巻第67話

🐻 実際の熊被害における傷の特徴とリスク

作中でアシリパが「ヒグマに襲われた傷は不思議と化膿せずすぐに治ると私たちのあいだでは言われている」とする場面があり、「でも手当しよう」とヒグマの油を使った処置を施します。
実際には、熊に襲われた場合には以下のようなケガや感染症を負うリスクが非常に高いです。

傷の特徴:重度の裂傷・挫滅傷

熊は爪と牙で攻撃します。これにより生じるのは、単なる切り傷ではなく

  • 深い裂傷(皮膚~筋肉・骨まで)
  • 挫滅傷(皮膚や組織が圧壊して壊死)
  • 脱臼・骨折(熊の腕力による)

👉 特に顔面・頭部・腕を狙われるケースが多く、外科的処置が必要な「重度外傷」に分類されます。
ゴールデンカムイの作中でも顔面や頭皮が剥がれるシーンがありますが、実際に顔面が剥がされるなどの痛ましい事件も発生しています。多くの熊外傷に携わった形成外科医の先生が以前Xに投稿した内容で、熊にかじり取られた被害者の中顔面について
「眉間から両下眼瞼、頬、鼻、上口唇がひとまとまりに路上に落ちていたのを、救急隊が拾って持って来てくれました」
とありました。
これでも「命に別状はない」という言い回しで報じられます。
また眼球を損傷して失明するケースも少なくありません。

引っかき傷ってレベルでは済まないことも…
ゴールデンカムイ5巻第45話

感染症リスク

熊の口や爪には、多種多様な細菌が付着しており、感染症のリスクが非常に高いです。

病名 原因菌・特徴
破傷風 土壌由来の芽胞菌。致死率が高く、深い刺し傷・咬傷で感染リスクが上昇。
パスツレラ症 熊を含む野生動物の口内に多い。咬傷部が激しく腫れ、膿瘍・発熱を伴う。
嫌気性菌感染(ガス壊疽など) 酸素の届かない深い傷で発症。組織壊死と腐敗臭、ガス産生を伴う。
ブドウ球菌感染 黄色ブドウ球菌(MRSA含む)による。蜂窩織炎や敗血症に進行する可能性。

破傷風菌は土壌由来なので、噛まれるだけでなく、爪に引っかかれても当然細菌が入り込むリスクは高いです。
初期症状として口が開かない、首筋の突っ張り、ものが飲み込みにくいなどがあり、やがて全身にけいれん、体が後ろ向きに反る、呼吸困難へと続き生命に関わります。
なお、破傷風の予防接種は10年ほどで効果が無くなりますので、10年ごとに追加接種が望ましいとされています。
また、こういった細菌が体内に入り込むと敗血症になる可能性があります。
体内で細菌が増殖して炎症を起こし、血流に影響が出て臓器の組織が壊死することにつながるため、たとえ軽傷で済んでも油断は出来ません。

アイヌ文化において、ヒグマは「キムンカムイ(山の神)」という神格を持つ存在であり、感染を避ける精神的な力が熊自身にもあると考えられてきました。
アイヌの伝承にある「ヒグマに襲われた傷は化膿しない」は、そういった霊的信仰や、ある種の例外的な成功体験(軽傷で済んだ、熊由来の処置で改善した等)に基づくものではないかと思われます。
実際には、熊に襲われて無処置で回復することは奇跡的です。
傷が深く細菌汚染も激しいため、適切な処置をしなければ命に関わることがほとんどです。
野生生物でなく、ヒトに噛まれたことが原因での死亡事例(ケンカや暴行の際に噛まれて傷口が感染 → 数日後に敗血症 → 多臓器不全で死亡。)もあるので、噛まれるというのはかなり危険です。
ただ、ヒグマの油を使った処置自体は医学的根拠に基づいている点もあるため、その効果を見ていきましょう。

土の上を移動している爪だから当然色々な菌が付着しています
ゴールデンカムイ7巻第67話

民間伝承にみる動物油の活用法

昔の人々がどのように熊の油を活用していたかを、一般に流通している馬油と比較してみます。
寒冷地や山野で暮らした人々は、身近な動物から得られる油を貴重な軟膏や薬として大切にしてきました。

熊の油 – 山の民の万能薬

アイヌの伝承には、ヒグマの脂は火傷の特効薬として登場します。たとえば火傷したとき、沼貝(ピパ)の殻を焼いて粉にしたものを熊の脂と練り合わせ、軟膏にして患部に塗るという治療法が伝えられています。こうした熊油軟膏は傷を早く治す民間薬として、マタギやアイヌの間で重宝されてきたと言われます。
長野県の山間部でも、熊油は昔からやけど、ひび割れ、あかぎれの治療に使われていたそうです 。冬の厳しい寒さで肌が荒れたときや、スキーで日焼けした後の手入れにも熊油が塗られていました 。
熊はドングリなど木の実を食べて脂肪を蓄えるためか、その脂は意外とベタつかず植物油のようにサラサラしていると伝えられます。マタギは獲れた熊から脂を丁寧に煮出し、白く固まる熊油を保存容器に入れて常備薬にしました。ひどい手荒れに熊油を夜塗って寝ると、翌朝には痛みが消えるほど効果があった、という体験談も残っています。
アイヌやマタギにとって熊油はまさに「山の万能軟膏」だったのです。
熊の油は案外色々なところで売っています。
土産物屋や道の駅、コンビニに置いているところもあります。
都内で開催される地域のフェアや物産館などでも見かけます。
ゴールデンカムイの谷垣源次郎の故郷でもあり、マタギの里として知られる「阿仁」に所在の道の駅あにでは熊に関する商品が販売されており、熊の油も売られています。
なじみがないと古くから伝わる秘薬みたいなイメージが湧きますが、通販でも買えます。

馬の油 – 火傷に効く奇跡の軟膏

馬油(ばゆ)は日本でもおなじみの動物油です。古くは中国から伝わった民間薬で、奈良時代以降に日本各地へ広まったとされます。
漢方の古典『本草綱目』には、馬の油の効能として皮膚病の治療や筋肉痙攣の緩和などが記載されています 。江戸時代には「ガマの油売り」の口上で有名な蝦蟇の油にも馬油が原料として使われていたともされています。ガマの油は口上の中ではガマガエル(ニホンヒキガエル)の分泌物からなるものですが、実際には馬油や猪脂(いのししの脂)などが配合され、傷薬として売られていたとされています。
馬油は古来より火傷の治療薬としてとくに重宝され、「火傷には馬の油を塗れ」と言われるほど一般家庭に常備されていました。
馬油がここまで愛用された背景には、その扱いやすさがあります。馬の脂肪は融点が30~43℃と低く、手のひらで温めるとすぐに液状に溶け出します 。冬場に冷えて白く固まった馬油も、肌に載せると人肌でスッと溶けて浸透するため、塗りやすくベタつきにくいのです 。また馬油は傷や火傷、打撲、しもやけ、肌荒れなどあらゆる皮膚トラブルに効くと信じられてきました 。江戸中期には行商人が馬油を使った膏薬を実演販売し、昭和に入ってからは「ソンバーユ」に代表される馬油の外用薬が商品化されています 。馬油は「万能の肌薬」として、武士から庶民まで幅広く利用された歴史を持っています。

↑馬油100%の「ソンバーユ」。熊油と比較して安価ですね。

科学的に見る動物油の成分と皮膚・創傷への作用

民間療法として語り継がれてきた動物油ですが、その効果は科学的に見てどう説明できるのでしょうか?ここでは比較的研究の進んでいる馬油と比較しながら、熊油に含まれる成分や、それが皮膚・傷の治癒に与える作用について、研究報告を交えながら紐解いてみます。

共通する特徴:保湿とバリア機能

動物由来の油脂に共通する最大のメリットは、高い保湿力と皮膚保護(バリア)効果です。
油脂を傷や肌に塗ると薄い油膜ができ、水分の蒸発を防いで患部を乾燥から守ります。これは現代医学でも「湿潤療法(モイストヒーリング)」として知られ、傷を乾かさないことで治りを早める理論に通じます。
実際、熊油や馬油を塗ることはワセリン(石油由来の軟膏)を塗るのと同様に、傷口を保湿して治癒を促す効果があると考えられます 。熊油そのものに強い治療成分がなくとも、傷を乾かさず保湿することで瘡蓋(かさぶた)が柔らかく保たれ、結果的に傷跡がきれいに治るのです 。言い換えれば、「熊油=天然のワセリン」のような役割を果たすわけです。
もっとも、熊油の場合は生の動物脂ですから殺菌効果は限定的で、傷に塗る際は衛生に十分注意する必要があります。現代の医師は「軽い傷には熊油よりも無菌のワセリン軟膏を推奨」すると述べています。
野生動物の筋肉や脂肪には寄生虫が潜んでいる可能性があり、ヒグマの脂も旋毛虫(トリヒナ)等に寄生されている可能性があります。寄生虫の感染経路は経口摂取が主ですが、当然傷口を介して感染する可能性もあります。
ゴールデンカムイの作中では、湯煎して取った熊油を冷まして塗っている描写となっています。
民間療法として語られる効能には誇張もあるため、過信は禁物ですが、基本的なメカニズムは「油膜で保湿し皮膚を守る」点にあると理解できます。
今でこそ傷を負ったら絆創膏等で保湿保護が当たり前になってますが、ちょっと前までは傷口は乾かして早く治すみたいな風潮でした。
それに比べれば、現代のモイストヒーリングと同様の熊油による処置は、医学的にも理に適った優れた治療法だったと言えそうです。

寄生虫の概念がなくとも油を取る過程で殺菌出来ていそうです
ゴールデンカムイ7巻第67話

馬油に含まれる有効成分とエビデンス

数ある動物油の中でも、科学的研究が進んでいるのが馬油です。
あまり動物の脂になじみのない方でも、馬油が配合されたシャンプーは使ったことがあるかもしれません。ちょっといい感じのホテルや日帰り温泉の浴場に大体あるのが馬油シャンプーと柿の葉シャンプーですね。自分の思い込みかもしれませんが。
馬油は成分組成が人間の皮脂に非常によく似ていることがわかっています 。馬油の脂肪酸組成は、オレイン酸(不飽和脂肪酸)を主成分とし、パルミチン酸やリノール酸、α-リノレン酸など多様な脂肪酸を含みます。特筆すべきはパルミトレイン酸(パルミトオレイン酸)という脂肪酸で、馬油には約6~7%含まれています 。パルミトレイン酸は人間の皮膚にもわずかに含まれ、抗菌・抗炎症作用や肌の再生を助ける作用があるとされる成分です 。
このため、「馬油を塗るとニキビや肌荒れが良くなる」「アトピー性皮膚炎の炎症を和らげる」といった効果が報告されることがあります。さらに馬油にはビタミンEやスクワレン、セラミド類も微量ながら含まれており、抗酸化作用や皮膚柔軟化作用も期待できます。
実際の研究例として、日本の研究グループが行った実験では、マウスの皮膚に放射線によるダメージ(放射線皮膚障害)を与え、馬油を塗った場合の回復具合を調べました。その結果、馬油を局所塗布することで皮膚バリア機能の回復が早まり、皮膚の水分保持機能や微小循環(血流)が改善されることが確認されています。また別の実験では、熱傷(やけど)を負わせたハゲマウスに馬油を塗布すると、皮膚の治癒過程が促進されたとの報告があります。具体的には、炎症による赤みやただれが早く収まり、表皮の再生がスムーズに進んだといいます。馬油を塗った群では傷跡の収縮も少なく、きれいに治癒したそうです。研究者らは「馬油の抗炎症作用と血行促進作用が傷の治りを早めたのではないか」と推測しています。
参考論文:「馬脂油の局所塗布による放射線皮膚障害予防・緩和に関する実験的研究」(千葉県立衛生短期大学)2008年発表

これらの科学的エビデンスは、古くから言われてきた「馬油は火傷に良い」「肌にすっと浸透して治癒を助ける」という民間知識を裏付けるものです。馬油は人の皮脂成分に近いため浸透性が高く、肌に塗るとベタつきが少ないのにしっとり潤うという使用感も確認されています 。現代ではアトピー肌の保湿や、敏感肌向けのスキンケアとして馬油配合クリームが使われることもありますが、これは馬油の保湿・抗炎症効果に着目した応用と言えるでしょう。

↑熊野油脂の馬油ってどっちやねん!ってツッコんだ人は他にもいるはず。知らんけど。
ツヤが出る使用感は結構好き。

熊油の効能は?ビタミンと保湿の効果

それでは熊油について科学的に考えてみましょう。熊油に関する近年の研究は限られていますが、成分的には豚脂や牛脂と同様、主成分はトリグリセリド(中性脂肪)です。
熊は冬眠前に木の実や鮭などを大量に食べて脂肪を蓄えるため、その脂には不飽和脂肪酸もある程度含まれていると考えられます(魚を食べる熊ならオメガ3系脂肪酸も蓄積する可能性があります)。中国の資料によれば、熊油にはビタミンAが含まれ、皮膚細胞の再生を促進し傷の治癒を早める効果があるともいわれます。ビタミンA(レチノール)は皮膚の新陳代謝を高める作用が知られており、現代のシワ改善クリームなどにも使われる成分です。また熊油はビタミンDやEも多少含む可能性があります。熊が魚介類を食べていればビタミンDを肝臓に蓄積しますし、それが脂肪中にも溶け込むからです。ビタミンEは多くの動物の脂肪組織中に存在する抗酸化ビタミンで、肌の炎症を和らげフリーラジカルから保護する働きがあります。特に海獣類(アザラシなど)はビタミンE含有量が高いことが報告されていますので、ヒグマ油にも一定量含まれているかもしれません 。
もっとも、こうしたビタミン類の効果は「食べて摂取した場合」の話であり、外用でどれほど効くかは不透明です。熊油を皮膚に塗ったときの主な作用は、先述の保湿と保護でしょう。事実、中国の医学情報サイトでは「熊油には特別な治癒成分があるわけではなく、ワセリンやシリコン軟膏と同様に患部を潤わせ瘢痕形成を助けるものだ」と指摘されています 。逆に言えば、熊油であれワセリンであれ傷口を適度に湿潤に保つこと自体が傷跡をきれいに治すポイントなのです。アイヌの火傷薬の例でも、沼貝の微粉末と熊油を混ぜて軟膏にしていますが、粉末が患部を覆い油脂が乾燥を防ぐことで、患部を清潔に保ちながら治癒を待つ理にかなった方だったと考えられます。
熊油を実際に使ってみての体験談を探してみると、「肌にすぐ馴染んでサラサラ潤い、何より傷の修復が早い」とか、「アトピー性皮膚炎にも熊油を塗ったところステロイド薬より早く良くなった」という声がありました 。
こうした個人の実感はエビデンス(科学的根拠)とは言えませんが、熊油の高い保湿力と皮膚柔軟効果がプラスに働いているのは間違いないでしょう。

動物油の溶けやすさの違い

一般に、陸上動物の脂は飽和脂肪酸が多く融点(溶ける温度)が高めです。
例えば牛脂は40~50℃で溶けるのでヒトの体温では溶けません。豚脂(ラード)は人間の体温付近(約36~40℃)でやっと溶けるので、肌に塗ると少し重めで膜を張る感じがあります。それに対し馬脂は30~43℃で溶けます。馬油は体温で素早く溶け、浸透しやすい軽い使用感です。熊油も同様に溶けやすいためサラリとして浸透が早いのが特徴です。
融点が低いほど肌で溶けやすい=使いやすい・塗りやすい油脂と言えるため、熊の場合は個体差や採取部位によって異なるものの、動物油の中ではとても使いやすいものと言えます。
このように成分構成や物性の違いはありますが、動物油に共通するのは「シンプルで肌になじみやすい」という点です。現代の市販クリームには数十種類の化学成分(合成界面活性剤や防腐剤など)が含まれていますが、馬油や熊油は原材料が「馬」や「熊」だけという究極にシンプルな製品です。
全ての人に動物油が合うわけではありませんが、人の皮脂に近いナチュラルな組成でできていることは確かです。肌質や用途に応じて、こうした伝統の恵みを現代のスキンケアに取り入れてみるのも面白いかもしれません。

↑沖縄では「ハブ油」が傷ややけど、水虫などに効果がある万能油として伝わってます。動物の種類により含まれる成分の差はありそうですが、大体似たような効果効能を持つものとして愛用されているようです。

まとめ

『ゴールデンカムイ』で描かれた熊の油による手当は、決してフィクションではなく現実に根差した知恵でした。伝統的な民間療法としての動物油には、一見すると迷信めいたものもありますが、現代科学で分析すると保湿・抗炎症・栄養補給といった合理的な作用が隠れていることがわかります。
一般的な傷薬と違って殺菌効果はないものの、ビタミン類等の治癒力を高める成分も含まれており、確かな効果があったと考えられます。
もっとも、現代においては先人の知恵を盲信するのではなく、科学的エビデンスと照らし合わせて賢く活用することが求められます。傷の治療にはまず清潔と消毒が大前提ですが、その上で動物油を保湿剤として用いるのは理にかなっています。
まだ科学的に解明されていないだけで、傷の治療に効果的な何かがあるという可能性だって否定できる訳ではありません。
ごく最近発表された論文(琉球大学国際地域創造学部松本晶子教授ら)では、ヒトは他の動物より傷の治りが3倍遅いことが確認されています。この研究ではチンパンジーやマウスが対象ですが、熊や馬などの他の動物も同様ではないかと思われます。動物油脂の成分という話ではなく、治癒を促進する細胞の多さとか皮膚の厚みなどが要因と推測されていますが、ヒトが持っていない動物パワーなんてものがあるかもなんて思えば、動物油もより効きそうな気がしてきます。プラシーボ効果も発揮しそうですね。
実際に熊に襲われるような大きなケガをした場合に、現代においてわざわざ熊の油を使用すること場面はないと思いますが、スキンケアという面からみても、これまで肌に合うものが無いって方は試してみる価値はあるかもしれません。結構、シャンプーとかボディソープも体質に合わない、かゆくなるっていうのもありますし、石鹸に含まれていた成分で多数の被害者を出した事件もありました。
もちろん、逆に動物油が合わないという人もいると思いますが、古くから先達が愛用してきたもので現在でも伝わっているものには、やはり後世に伝える価値のある何かがあるのかもしれませんね。

↑本記事で引用したゴールデンカムイ第7巻はヒグマとの戦闘たっぷり!

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