パナソニックのドラム式洗濯乾燥機リコール|対象18品番と点検までの対応【2026年10月】

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2026年10月16日確認/メーカー発表:2026年10月15日

洗濯機のリコールを見て、まず知りたいのは「うちの機種は対象?」「今日の洗濯はどうすればいい?」ということ。パナソニックが10月15日に案内したのは、2021〜2023年発売のドラム式電気洗濯乾燥機18品番です。製造期間は機種によって異なり、全体では2021年8月〜2024年8月に当たります。[1]

対象機種を使っている人が先にすること

洗剤の自動投入を停止し、公式手順に沿ってタンクを取り外して空にします。対策済みタンクが届くまでは手動投入に切り替え、無償の部品交換・点検を申し込んでください。対策済みタンクへの交換後は自動投入を再開できますが、後日の訪問点検も必要です。

この記事では、日本向けのメーカー告知で対象品番と対応手順を確認しました。購入した年だけで判断せず、本体の品番を末尾まで照合しましょう。個別の対象確認や最新の手順は、末尾の公式窓口で確認できます。

対象18品番の一覧|発売年と製造期間を分けて確認

対象は次の18品番です。末尾のLは左開き、Rは右開きを表します。「LX129」など途中の文字だけではなく、A・B・CとL・Rを含めた品番全体を見てください。[1]

表が画面に収まらない場合は、表の部分を左右にスクロールできます。

パナソニックの2026年10月15日告知に掲載された日本向け対象品番
発売年対象品番(L・Rとも対象)製造期間
2021年発売NA-LX127AL
NA-LX127AR
2021年8月〜2022年9月
NA-LX129AL
NA-LX129AR
NA-SLX12AL
NA-SLX12AR
2022年発売NA-LX127BL
NA-LX127BR
2022年7月〜2023年9月
NA-LX129BL
NA-LX129BR
NA-SLX12BL
NA-SLX12BR
2023年発売NA-LX125CL
NA-LX125CR
2023年8月〜2024年8月
NA-LX127CL
NA-LX127CR
NA-LX129CL
NA-LX129CR

「2024年に買ったから対象外」とは限りません。発売年はモデルが登場した年、製造期間は工場で作られた期間、購入日は店で買った日です。店頭在庫や中古購入もあるので、確認に使うのは本体の品番と製造番号です。

この一覧は今回の告知の範囲です。別の品番について、あらゆるリコールがないと保証するものではありません。

品番・製造番号はどこ?本体の二次元コードから確認できる

メーカーは、正面ドア内側上部の二次元コードをスマートフォンなどで読み込む方法を案内しています。対象製品の場合は申込みページへ進めます。この方法では品番・製造番号が自動取得されます。[1] [2]

  1. 運転中はドアを無理に開けず、機種の取扱説明書に従って確認する。
  2. ドア内側上部のラベルを探し、二次元コードを読む。
  3. 読み取れない場合は、本体の表示ラベルなどにある品番・製造番号を控える。
  4. 公式フォームまたは電話で、対象確認と申込みを進める。

メーカー告知では、保証書封筒の表面でも品番・製造番号を確認できると案内しています。写真を家族に送るときは、必要な表示部分を写すと伝えやすくなります。

点検までどう使う?「停止・タンク・手動投入」を一緒に確認

メーカーのサポートページは、自動投入の停止に加え、タンクを取り外した状態で手動投入するよう案内しています。社告には「タンクを空にした、または取り外した状態」との記載もありますが、ここでは具体的なサポート手順に沿って、取り外して空にする流れを紹介します。[1] [2]

対象製品を使っている人の対応の流れ自動投入を止めてタンクを取り外し、公式窓口へ申し込み、対策済みタンクに交換する。その後も訪問点検を受ける。新しいタンクへの交換後はメーカーの案内に沿って自動投入を再開できる。 2026.10.15 メーカー告知に基づく対象だったら、この順に対応タンクの交換と訪問点検は、別の手順 01自動投入を止めるタンクを取り外し、空にする。届くまでは、公式手順で手動投入。 02公式窓口へ申し込むドア内側の二次元コード、公式フォーム、または電話から。 03対策済みタンクに交換送られてくる新しいタンクに交換。交換後は自動投入を再開できる。 04後日の訪問点検も受けるパッキン交換・不燃シート取付け、洗剤等の付着確認。必要なら修理。 異常がある場合は、使用を続けず相談。機種別の操作は、本文の公式手順で確認。
図1 公式告知に基づく対応の流れ(AHOMUSHI LAB作成)。タンク交換後に自動投入を再開できることと、訪問点検を受けることを分けて確認してください。出典:[1][2][5]。

1.機種別の方法で自動投入を停止する

カラー液晶タッチパネルの機種と、ボタン操作の機種では操作が異なります。メーカーはNA-LX129A・B・C、NA-LX127A・B/NA-SLX12A・B、NA-LX125C/NA-LX127Cに分けて手順を案内しています。見た目が似ていても、別機種の操作をそのまま当てはめないようにしましょう。

公式:手順1「自動投入機能を停止する」

2.タンクを取り外して空にする

停止設定だけで作業を終えず、タンク側の対応まで行います。液剤の移し替えや洗浄、タンクの扱いは、公式の取り外し手順に従ってください。内部の配線・部品を自分で点検しようと分解する作業は含まれていません。

公式:手順2「タンクを取り外し、空にする」

3.手動投入ケースへ、表示に合った量を入れる

手動投入では、洗濯量に応じて表示される使用量を確認し、洗剤を計量して手動投入ケースの適切な場所へ入れます。洗剤の銘柄によって必要量が異なるため、「いつもキャップ1杯」などで固定せず、洗剤のラベルも確認してください。[4]

公式:手順3「手動投入で使う」

無償対応の申込み先

二次元コードで進めないときは、下記の公式ページからフォームや電話窓口を確認できます。フォームへ直接個人情報を入力する前に、メーカーの告知から進んだ先であることを確かめましょう。

なぜ洗剤の漏れで発煙・発火?配線の絶縁が関わる

発表で説明されているのは、自動投入ユニットの不具合をきっかけに、漏れた洗剤・柔軟剤などが製品内部のリード線へ付着する経路です。場合によっては被覆の絶縁性能が劣化し、局所的な短絡が生じ、リード線の下にある樹脂部品へ延焼するおそれがあるとされています。[1]

洗剤や柔軟剤の漏れが発煙・発火につながる経路メーカー説明では、自動投入タンクとの接続部から漏れた洗剤や柔軟剤が本体内部のリード線に付着し、絶縁性能が劣化すると局所的な短絡が生じ、下部の樹脂部品へ延焼するおそれがある。すべての対象製品で必ず発生するという意味ではない。 なぜ、洗剤の漏れが火災につながる?メーカーが説明する不具合の経路 接続部から洗剤・柔軟剤などが漏れる本来の洗濯槽の外へ、本体内部を伝う。 本体内部のリード線に付着場合により、被覆の絶縁性能が劣化。 局所的な短絡 → 樹脂部品へ延焼発煙・発火に至るおそれ発生する可能性を示す説明です。 全製品で必ず起こる、という意味ではありません。実際の部品配置を示す構造図ではありません。
図2 メーカーが公表した不具合の経路(AHOMUSHI LAB作成)。部品の位置や寸法を再現した構造図ではありません。出典:[1]。

外から異常が見えないことだけでは、内部への付着を判断できません。このため、対象確認とメーカーの案内に沿った対策を進めることが大切です。

対策済みタンクへの交換と訪問点検は、役割が異なる

メーカーは、液剤が洗濯槽の外へ漏れない対策を施したタンクを3個送付し、利用者自身による交換を案内しています。交換したあとは、指定の手順で自動投入を再開できます。古いタンクは、同梱の案内に沿って返送します。[1] [5]

その後の訪問では、追加対策としてパッキン交換と不燃シートの取付けを行い、リード線への液剤付着も調べます。付着が確認された場合には、別の修理担当者が再訪問してリード線を交換すると案内されています。新しいタンクが届いた時点で、すべての点検が終わるわけではありません。

よくある疑問

今まで自動投入を使っていなければ、申込みは不要?

公式告知は対象品番の利用者へ連絡を求めています。使用歴だけで対象外と判断せず、品番を確認し、状況を窓口へ伝えてください。

自動投入は、訪問点検が終わるまで再開できない?

メーカーは、対策済みの新しいタンクへの交換後に自動投入を使えると案内しています。再開操作は機種ごとの公式手順で確認します。訪問点検の日程調整も続けてください。[5] [6]

中古で買った・家族から譲られた場合は?

購入経路から推測するより、現物の品番・製造番号で確認するのが確実です。前の所有者が対策済みか不明な場合も、その状況をメーカーへ伝えて確認してください。

すでに焦げ臭い・煙が出ている場合も、手動投入なら使える?

異常がある製品は、そのまま使い続けないでください。

このページの手動投入の案内を、異常や故障がある状態での使用許可と受け取らないようにしてください。使用を中止し、販売店やメーカーへ相談してください。メーカーの取扱説明書でも、異常・故障時の使用中止が案内されています。[7]

家電を買ったあとも、品番を残しておくと確認が早い

今回のような告知では、製品名の雰囲気や購入年の記憶より、品番・製造番号が役立ちます。保証書や購入記録と一緒に、本体ラベルの写真を保管しておくと、家族の製品を調べるときにも確認しやすくなります。

身近な充電機器についても、購入後のリコール確認と扱い方を知っておくことが大切です。モバイルバッテリーの事故例・安全上の注意と、半固体電池4機種の比較では、事故統計の読み方と製品ごとの違いを整理しています。

リコールの手順・窓口は更新される場合があります。本記事は2026年10月16日に確認した情報です。個別製品への対応はメーカーの最新案内を優先してください。

出典・参考資料

  1. パナソニック「ドラム式電気洗濯乾燥機 無償部品交換および点検・修理のお願い」(2026年10月15日)。対象品番、製造期間、不具合の説明、対策と窓口。
  2. パナソニック「ドラム式洗濯乾燥機 無償点検のご案内」。二次元コードと対応手順。
  3. パナソニック「ドラム式電気洗濯乾燥機 事故防止のためのリコール社告実施について」(2026年10月15日)。発表日の確認。
  4. パナソニック「手順3 手動投入で使う」。
  5. パナソニック「手順4 新しいタンクへの交換」。
  6. パナソニック「手順5 自動投入機能を再開する」。
  7. パナソニック「電気洗濯乾燥機 NA-FW100S2 取扱説明書」安全上のご注意。一般的な異常・故障時の使用中止を確認した資料。今回の対象品番一覧とは別の資料です。

図1・図2:パナソニックの公表内容を基にAHOMUSHI LAB作成。

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