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Osmo Action4を試したくて勢いで大山トレイルランしてきた

大山トレイルランニング 日記
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趣味のトレイルランを記録に残してみようと思って、手振れ補正が良いというアクションカメラを買ってみることにしました。
安物を買ってすぐ壊れたり、画質が悪かったら残念なことになるので、ちゃんとしたものを買おうと思い、GoProかDJIのOsmo Actionの2択となったが、熱暴走が比較的しにくいといわれるOsmo Action4を最終的に選びました。
初めてのアクションカメラで、神奈川県の大山山頂までトレイルランニングしながら雑に使ってみた感じをレポートします。

Osmo Action4が届いた!

Osmo Action4 届いた

箱がでかい!
いや、商品がちっちゃい!!
楽天で頼んだらすぐに届きました。
何日か前まではAmazonで5,000円ほど安くなっていましたが、迷っている間にすっかり元の値段に戻ってしまい、ビックカメラやヨドバシカメラなども見ましたが、値段はAmazonと変わらず…。
しかも、ポイントが通常10%くらい付くはずの家電量販店なのに、DJIの商品は1%しか付与されないみたいでなんか損した気分になるので楽天で探していたところ、値段は同じですが、楽天カード特典やら”0か5のつく日”ポイント増量やらで、10%くらい楽天ポイントが付くため、楽天での購入を決意しました。

Osmo Action4 大きさ比較

iphoneSE並に外箱がちっちゃい!
でも、この大きさの割にはズッシリ感があるため、中に色々詰まっていそう。
いざ、開封!

Osmo Action4 梱包物

各部品は丁寧にビニールで包装されていました。写真は包装を剥がした状態です。
microSDカードは楽天で別途購入しました。
ビックカメラやAmazonも見ましたがmicroSDカードは楽天が一番安かったです。

トレイルランする時のリュックにカメラを取り付けるバンドはAmazondで購入。
Osmo Action4と互換性のある安いやつ。1300円くらい。

Osmo Action4本体には、カメラを横向きにした時、底面に取付金具が磁石で接続できるようになってますが、付属のケースを装着すると写真のように底面だけでなく側面にも取付金具が接続できるようになります。
これにより、カメラを横向きでも縦向きでも、ワンタッチで変えられます。

磁石で付きますが、しっかりとツメが引っかかるように「カチッ」と鳴ったことを確認。
外すのも取り付けるのも簡単です。
かなり乱暴に振り回しても外れませんでした。

ベスト型リュックにOsmo Action4を取り付けてみました。
カメラを簡単に縦向きに替えられるのはとても便利。
カメラを外して三脚等に付け替えるのもワンタッチなので、この磁石付きの取付金具は非常に優秀だと感じました。

大山登りに鶴巻温泉駅へ

平素から習慣的にランニングはしているものの、トレイルランは1年以上ぶりなのだが、カメラの性能を試したい好奇心で、とにかくどこか山へ…。
もう昼過ぎなのだが、大山だったら最寄りの駅までここから1時間程度だし、駅から登山口まですぐみたいだから、バナナ1本持って小田急線鶴巻温泉駅へ向かいました。

電車に乗りながら登山ルートを確認。
少し暑いが、ドリンクは1L用意。
そういえば、大山って初めて登る。

鶴巻温泉駅北口

鶴巻温泉駅北口を降りるとすぐ脇にコインロッカーがあります。
着替えとか余計な荷物はここに預けておきました。
コインロッカーは小サイズが400円で3つ、中サイズが500円で2つ設置されています。

鶴巻温泉駅 公衆トイレ

駅の改札内にも広い個室のトイレがありますが、改札の外にもすぐ近くにトイレがあります。
ここの個室は、着替える時のための台が設置されています。
登山者が多いため、親切な設計です。

鶴巻温泉駅 公衆トイレ 着替え

手前に引くと、綺麗な足場が現れるので靴を脱いで着替えが出来ます。

弘法の湯 ロッカー

ちなみに駅から徒歩2分の日帰り温泉「弘法の里湯」には、受付より手前、玄関の下駄箱の向かいにお金が戻ってくるロッカーがあります。
開店は午前10時からですので、ここに預けるのもありだったかも。
なお、施設の利用料金は
平日は1日1,000円。
2時間800円。
土・日・祝日は2時間1,000円で、以降1時間毎に200円加算です。
走り終わったらここで入浴することに決定。

実際に走って撮ってみた

ここからの写真は、Osmo Action4をリュックのベルトに装着した状態で、基本的には走りながら、あるいは歩きながら、雑にシャッターボタンを押したもののうち、比較的まともに撮れているものになります。
先に結論を言ってしまうと、手振れ補正を信じてテキトーに走りながらシャッターを切っても、まともな写真は撮れません。
手にスマホを持って走りながらの方が、まだ綺麗に撮れます。

駅から4,5分程度走って民家の脇を通り抜けるとすぐ登山口があります。
午後2時17分に入山。

Osmo Action4の設定は「HorizonBalancing」で、水平維持と手振れ補正が両方効いているモードに設定してあります。
身体に装着した状態で走ると普通にブレます。
自撮り棒等に付けて手に持って走ればそこまでブレないと思います。

走りやすい、良い感じのトレイルが続きます。
入山してすぐ、下山して来た人と何回かすれ違いました。
まぁ、普通はこんな時間に登り始めないですよね~。
ただ、こんな時間だからこそ、蜘蛛の巣が人の高さに張って無いのは助かる。
朝早く、自分が山に一番乗りだと、蜘蛛の巣がいっぱいですからね。

ちょっと登ったくらいでは公園の遊歩道とかと大差ない感じで、軽装で散歩しているような方もいます。

ちょっと進めば案内板がそこかしこに出て来るので、道には迷わないと思います。
「熊出没注意」
クマよけの鈴は持ってきていない。
そういえば、ポイズンリムーバーすら持ってきていないな。
こういう弾丸登山は良くないと思います。

まだまだ走りやすいトレイルが続きます。
基本的には止まらないでシャッターを切りましたが…静止画を撮るためのカメラとしての性能はスマホの方が良いかも知れないですね。

獣対策のフェンスを開けて通り抜けます。
チェーンが引っ掛かってるだけですので、通ったらちゃんと閉めて元通りチェーンを掛けておきます。
念仏山に着きました。
標高357m。まだまだ暑いです。
汗がダクダクです。
水分補給して出発。

段々と道が険しくなってきます。
根っこだらけの登り道だったり、平坦な道が断続的に続きますが、登りっぱなしという訳ではないので適度に走り続けられます。

登りの角度が一層険しくなってくると、もうさすがに走れません。
トレイルランというか、普通に登山って感じです。
ゆっくりでも、なるべく走り続ける意識を保ちたいところですが、両手を膝に着きながらストック代わりすることで脚への負荷を分散させて登り切ります。

と、ここでスズメバチにロックオンされました。
一旦、ピタリと動きを止める。
山道の斜面でドキドキしながらジッとしていると、顔のやや左後ろ辺りでホバリング。
デ、デカイ…。
視界のギリギリ外、死角に回り込まれ、完全にスズメバチ先輩の間合いの中。
巣が近いのかもしれない。
刺激しないようにゆっくり動いて、離脱すべきか…。やり過ごすべきか…。
顔の直近から羽音が止み、気配は背後へ。
と、右側の肋骨と背骨の間辺りにほんのりと重量感が…。
マジか…。
心臓が一層バクバクと高鳴るのを感じたが、こちらの恐怖心や緊張を察知されて、スズメバチ先輩の攻撃性を余計に刺激してしまうかもしれない。
なので、石化することにした。
気配と意識を消し、石になること5分…。
まだ重量感があるような気がしたが、このままでは日が暮れてしまう。
ゆっくりと歩くことにした。
20mほど進んだところで、身体の確認をしたがスズメバチ先輩はすで立ち去ったようだった。
9月ですからね、そりゃスズメバチも出ますよね。

高取山、標高556mに到達。
まだまだ先は長いです。

たまに気持ちの良いトレイルが続くとテンションが上がります。
こういうところで時間を稼がなくては。日が沈まないうちに帰れるように!
折角登ったのに、一気に下り道になったりします。
またこのあと登る羽目になることを考えると嬉しくない下りです。

山頂まであと5.7km。
ランニングコースなら30分もかからない距離ですが、ここから上に向かって700m以上登らないといけません。
タワーマンションなら200階以上です。
ちなみに世界一高いタワーマンションは、ニューヨークにあるセントラル・パーク・タワー。
高さ470m、最高階131階
そんなことを考えながら進むと、道路に出ました。

分かりやすく看板が立っているので道は間違えないと思います。
大山山頂まで、あと…2時間…だと…?
歩いた場合だから、走ることが出来れば半分くらいでいける…はず。
そう、走れれば…。

ぴゃー。
いきなり厳しい坂。
滑った足跡もいっぱい。
さすがにこれは走れない。
でも、立ち止まらないで進み続けることを意識しながらシャッターを切ったが、汚い写真だw
Osmo Action君は動きながらの写真は向かないね。
で、またすぐに道路を横切ります。

案内板があるから迷いません。
本当に優しい山だ。
ただ、その先だけ一瞬立ち止まった。
道なりにまっすぐ広い方へ進むと違うところへ行ってしまう。
道というか、林業用の通路でしょうか。
ここもしっかりと案内板に従って左方向へ進むのが正しいルートです。

案内に従って進むと、次第に険しい道になってきます。
石が多いです。
トレランシューズじゃなかったら足の裏痛くなるし、滑りまくりです。
安物だけど、新調しといて良かった。

景色の良い開けたところに出ました。
ここに来るまでにだいぶエネルギーを使ったのか、メチャクチャ空腹感があります。
しかし、唯一の携行食であるバナナは山頂で食べたい!
そうだ、なんか余ってたアミノ酸があった。飲もう!
しかし、この写真もOsmo Actionでパチリとテキトーに撮ったんですが、ピントが思いっきり背景に合ってますね~。
渇き切ったカラダに酸味が染みる!
空腹や疲労は最高の調味料ですね。
すっごい美味く感じました。
元気出た!

さらに登り続けて、富士見台。
富士山見えん!
だいぶ日が傾いてきた。急げ!
また、道が険しくなってきた。
うおぉぉおおお!!

おらぁぁあああ!
ん?なんか鳥居が見える!
ゴールは近いか?
行ったれぇーー!!
って、勢いで走りながら撮ったから写真汚ねぇぇえ!!

最後の階段を登り切り、大山阿夫利神社本社の境内に到達。
平坦な場所でも結構画面が揺れます。
Osmo Action4を装着しているリュックのベルトを緩めたから、余計に左右に機体が振られてるいるためかもしれません。

大山山頂

ってことで大山山頂に到着。
標高1252m。初登頂。
日が沈む前に帰らねばっ!

大山山頂トイレ

折角来たのでちょっと散策。
トイレがあります。

良い感じの見晴らし台があります。
ここでお弁当食べたら美味しさ1.5倍増しになりそうです。

iphoneでも撮ってみる。
ちゃんと立ち止まっての撮影なら、景色を撮る場合は大差ないかも?
画質に関してはブログ掲載のため落としてますが…。

よし、帰ろう!

山頂でバナナ食べるの忘れてたぁぁぁぁ!!
少し下りたところで思い出しました。
折角持ってきたんだから景色の良いところで食べようと思い、道中の少し開けたところでバナナを取り出す。
まだ買ってからそんなに日が経っておらず、やや硬めだったはずのバナナが、背中で温まって熟成されてドロドロに溶けてました。
食べてみるとメチャクチャ甘くなっていました。
疲れと空腹のためなのか、私の背中汁とマッチしたのかは分かりませんが、最高級バナナを思い出す味がしました。

下山し始めて、すぐ暗くなりました。
帰りは大山阿夫利神社の下社を通ろうと思い行きとは別ルートへ。
鳥居の中に月が浮かぶ幻想的な夜景を見ることが出来ましたが、急いで下山。
写真はOsmo Action4で歩きながらシャッターを切っただけなのでショボい写真ですが、実際はもっと暗かったので月も夜景も綺麗でした。
自販機があったのでドリンクを補給しようかとも思いましたが、220円。
強気の値段です。
まだ少しあるし、もうかなり涼しくなってきたので補給はせず。

大山阿夫利神社下社

iphoneで撮影。
暗い中、雑に撮ってもしっかりと撮れてます。

こちらもiphoneで歩きながら雑に撮ったもの。
実際はもっと暗かったです。
ブレることなくちゃんと撮れてますね。

なお、この先は真っ暗な山道を走りながら写真を撮ったので、まともな写真は撮れませんでした。
暗闇で静止画を撮るならスマホの方が全然良いです。
帰りは男坂と女坂の2つのルートがありますが、男坂は明かりが無く、夜間は通行しないように注意書きがあったため、女坂へ。
女坂は所々に電灯があるので、ライトが無くても見えなくはない感じです。
念のためライトを持ってきていたので、女坂を駆け下ることに。

まぁ、なんやかんやで道を間違えて、普通に道路に出てしまったので、帰りはロード走となりました。
鶴巻温泉駅に戻ってきたので、ロッカーから荷物を回収、「弘法の里湯」でまったり。

鶴巻温泉弘法の湯

iphoneなら雑に撮った写真でも、ちゃんと綺麗に撮れてます。
Osmo Actionで同じように撮ったら光がブレブレで全然綺麗に撮れてませんでした。

温泉に19時17分に入店したのですが、19時30分から200円安くなると受付の方に言われ、「25分からお安く出来ますよ。お待ちになりますか?」と提案されたが、もう一刻も早く風呂に入りたい思いだったので、正規の料金で入湯。
また来る機会があれば覚えておこう。

まとめ

駆け下りるのに適したトレイルがあればそこで動画を撮り、手振れ補正の性能等を検証しようと思ったが、下山時には真っ暗だったので良い動画は撮れなかった。
それでも何度か撮影したので、初心者の雑な使用方法による感想

・リュックのベルトに固定した状態で撮影したところ、思った以上にかなり揺れる。
・水平維持はしっかりと仕事をしているが、手振れ補正は期待し過ぎない方が良いかもしれない。
・自撮り棒に装着して、大きく揺らさない意識で走る程度のブレならば十分な手振れ補正の性能が発揮できる。
・動画は10分程度、写真は200枚近く撮ったが、バッテリーは半分程の減り具合。
・動画を撮り続けた訳ではないため、熱暴走は無し。機体も熱くならず。
・静止画は、しっかりと固定していれば綺麗に撮れるが、動きながらではスマホの方が良い。
・取付金具は磁石とツメで固定してあるが、段差を飛び越えたり、激しく揺さぶられても一度も外れることなく、しっかりとしている。
・音声は綺麗に録れている。
・コンパクトで軽いため、身体に装着していても気にならない。
・バッテリーを抜いて、モバイルバッテリーから給電しながら運用することも出来る。

今回は初めてのアクションカメラ使用ということもあり、ロクに設定などもいじらないままの、初心者の雑な使用感をレポートしました。
しっかりと使いこなせば満足のいく性能が発揮できるはずなので、次はもっと良い絵が撮れるように勉強していきたいです。

Runkeeperの設定が、立ち止まったら自動的に一時停止する設定になっていたため、走って登れないような場所で断続的にアプリの進行が止まってしまっています。
実際の走行距離は24.22km
休憩時間や迷子時間も時計を止めないで、4時間53分でした。

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