今回はラスメモにおけるトークンである$GEEKの上場とエアドロップについての解説回です。
公式がこれまでにAMA（質問会のこと）やホワイトペーパー等で説明していますが、多くのweb2ユーザーにはイマイチ分からないと思います。
私自身、ラスメモでNFTやらブロックチェーンゲームやらをデビューした身ですので、まだまだ勉強中ですが、自分の体験を紹介するとともに、上場で何がどうなったのかを解説させていただきます。
仮想通貨【$GEEK】上場
9/26の午後9時、ついにラスメモの仮想通貨、$GEEK（ギーク）が上場しました。
上場したのは海外取引所のBitgetとGate.ioです。
Gate.ioは現時点（2024年10月）では日本人は口座を作れないので、日本人はBitgetの一択です。
筆者も直前でBitgetの口座を開設しました。
開設するための手間は５～１０分くらい。審査含めて１時間程で開設出来ました。
$GEEK上場により何が出来る？
主に次の３つの機能が備わりました
①xGEEKを$GEEKに変換できるようになった⇒【ゲーム内】
②$GEEKを他の仮想通貨に換えられるようになった⇒【取引所（Bitget、Gate.io）】
③$GEEKでxGEEKを購入できるようになった⇒【マイページ】
$GEEKの初動とその後の動き
$GEEKの初動は画像のとおり
開始価格は0.0060USDTで１分で一気に0.0238USDTまで上がりました。
そしてすぐに下落しますが、上場直後の価格にBitgetとGate.ioとで乖離があり、その後徐々に
値を寄せて落ち着いた動きになっていきました。
USDT（テザー）は米ドルとほぼ同価格になるように作られた仮想通貨です。
$GEEKとのペアはUSDTなので、売買するときはUSDTを使います。
前述の値動きを日本円で表すと
\0.87 ⇒ \3.45
となります。
ただ、随分と開始価格が安いなと思いました。
過去のAMAで公文さんが
「1GEEK10円は寂しいですよね。20円は欲しいですよね。」
って言ってたのもあり、その時とは状況が違うものの、もっと高いところから始まると思っていました。
その後上がったり下がったりするものの、本記事を書いてる時点で1.5円前後で推移してます。
$GEEK保有によるADP獲得量の変更
１$GEEK保有につき１ADPが加算されるため、エアドロップの量を増やすためには$GEEKを安く大量に買えば良いのですが、これはNFTのプレセールでドールやランドを購入し、ラスメモを開発段階から応援してきた人にとっては、ADPの価値を希薄化するものでした。
「プレセールは、ゲーム内で入手出来るドールよりADPが最低でも2.4倍多い」とのことから、ADP目的でプレセールで購入したのですが、プレセールにかけた資金で$GEEKを買ってれば、何倍も多くエアドロップがもらえます。
$GEEKを買っても上がる保証はないので、$GEEK保有者に旨味が必要なのは重々承知ですが、プレセール勢との差は歴然で、SNSでも多くの声が上がったことから、早い段階で$GEEK保有のADP加算量が1/3になるよう仕様が変わりました。
また、保有する$GEEK量によって、ゲーム内アイテムや特典も得られるようになるとのことです。
運営としては、お求めやすい価格で$GEEKを買ってもらい、徐々に長い時間をかけて価格が上がっていくように買い戻しを行っていくことをリリース前から言っていましたが、ここまで安い価格で始まるのは私も想定外でした。
方針変更を受けて急落するも、買い戻しを実施する発表もあり上昇、その後また下落しましたが、一旦落ち着いた状態です。
コロコロと変わっている状況ですが、ここで早めの判断と対応をしていかないとエコシステムが破綻してしまうので、応援し続けたいと思います。
なお、エアドロップに関しては、今の価格帯でも自分としては思っていたよりも毎日稼げてるなぁという印象です。
ラスメモ公式｜レター 2024/10/01 GEEK/OASの保有によるADP獲得量等の修正について
xGEEK⇒$GEEKへの変換上限が一瞬で枯渇
xGEEKから$GEEKへの変換は、初日と次の日は普通に変換出来ましたが、3日目から争奪戦となって、思うように変換できません。
毎日4:00、12:00、20:00に変換量が補充されますが、一瞬で全体の変換量の上限が尽きてしまいます。
個人の1日の変換上限よりも、全体の上限が優先されるため、未変換分を持ち越していても、出金出来ないのが現状です。
せめて$GEEKに変換出来れば、売らずとも保有しているだけでADPが増えるので、出来れば変換しておきたいところです。
xGEEK(earn)を寝かせておいても現時点では利点はないので、消費してADPを獲得し、エアドロップで$GEEKを得るのもありです。
GEEK上場取引開始とGEEK交換機能のご案内
エアドロップの解説
9/27からエアドロップが始まりましたが、ゲーム内チャット等でも、エアドロップについて正しく理解していない方が見受けられるので、今一度復習しましょう。
エアドロップは$GEEKが直接ゲーム内ウォレットに入金される
エアドロップはxGEEKではなく、仮想通貨の$GEEKが、ゲーム内のウォレットの”On GEEK Verse”のところに直接入金されます。
ただし、毎日自分で【GEEKを受け取る】ボタンを押さないと受け取れません。
また、受け取らなかった場合、持ち越されないので確実に自分で受け取る必要があります。
ちなみに、”GEEK On Oasys”は使われないかもしれません。
もともとはこの”On Oasys”で$GEEKの上場準備をしていたのですが、上場を遅らせている間に、ユーザーにとっては楽で合理的な”On GEEK Verse”が構築されたためです。
“On Oasys”だと、$GEEKを他の仮想通貨に換えるまでの手間が複雑でした。
上場前にプロデューサーレターで説明してますが、特に意識する必要はありません。
知識のひとつとして、興味があれば下記のリンクからどうぞ。
ラスメモ公式｜レター 2024/09/12 GEEK上場日・エアドロ開始日
ADP（エアドロップポイント）が高いほど多く割り当てられる
エアドロップはADPの数値が高いほど、より多くの$GEEKが割り当てられます。
そのため、自分のADPが増えても、他の人がもっとADPを増やしていれば、相対的にもらえる$GEEKは下がります。
また、ADPは消費するものではなく、基本的に増える一方です。
$GEEKやOASをゲーム外に出金したり、保有しているNFTを売却・譲渡した場合には減りますが、ゲーム内で課金したり、xGEEK(earn)を消費することでもADPは増えますので、何もしないでいると、他の課金者にADPで負けるため、もらえる$GEEKも少なくなる可能性があります。
エアドロップについての詳細は下記リンク先にて公開されています
$GEEKのエアドロップ | De:Lithe Last Memories -White Paper-(JP) (gitbook.io)
ついに稼いだ$GEEKをゲーム外に出せるように！
$GEEKの送金は簡単です。
ゲーム内の「送金」から、自身のBitgetのウォレットアドレスを入力して送るだけです。
注意すべきは、GEEK Verseに対応していないところに送ると資産を失う可能性があります。
送金する際に注意文が出ます。
ガス代は無料です。
入力した金額が減らずにそのまま送られます。
数分程でBitgetに着金するのが確認出来ます。
これを日本円にするためには
①$GEEKを売却してUSDTにする
②USDTで別の仮想通貨を購入
③購入した仮想通貨を日本の取引所の自身の口座へ送金
④日本の取引所で売却して日本円にする
といった手順が必要ですが、理解してしまえば案外簡単です。
私はUSDT⇒POL(MATIC)でやってみました。
POLじゃなくてもいいですが、ドール購入で使い慣れていたのと、ガス代が安いためです。
また、口座はbitbankに移して取引所で売却しました。
「販売所」と「取引所」の違いがあることも、初めてのときは分からなかったですが、ラスメモを通して成長したものです。
実際に$GEEKを購入したり売却したりについては、公式が説明しなければ改めて記事にして紹介したいと思います。
仮想通貨に興味ない人の利点は？
もちろんあります！
「ゲームは興味あるけど、『仮想通貨で稼ぐ』ってのが雑音になって、ちょっと入りづらい…」
そんな風に思う人もいるかと思いますが、エアドロップでもらった$GEEKは、公式サイトのマイページで、xGEEKを購入することが出来ます。
メタマスクとかのウォレットは必要ありません。
ゲーム内で作れるウォレットだけで完結します。
仮想通貨に興味ない人は、ここで$GEEKを消費すれば、ビックカメラやヨドバシのポイントを使うのと全く同じです。
ゲーム内で課金すればADPが増えていくので、折角やり込むならお得にプレイしましょう。
それでは、また次の収益報告で。
おつメモ～。
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