ダンクロセブ島ツアー3日目はセブ島のショッピングモール「SMシーサイドシティ」でスパ&ショッピングです。
朝はプライベートビーチで日の出を見る
今日も朝の鳥の鳴き声で目を覚ます。
チュン…チュン…。とかささやかな鳴き声じゃないです。
チュチュチュチュン!チュンチュンチュン!!
わかったわかった。起きるよぅ。
5時前に目が覚めたので今日も朝の散歩します。
プライベートビーチに着くと、もうすでに明るくなってましたが陽はまだ出ていません。
折角なので日の出を待ちました。
特にフィリピンだから違うということはありません。
いつもの見慣れた、美しいお日様でした。
今日も朝食をホテル内のキリマンジャロカフェで済ませます。
今日は丸1日自由行動です。
ツアー同行者からは何の提案も紹介もありません。完全に自分たちで考えてご自由に。というスタンスです。
メンバーが集まるならボホール島でキャニオリングとか、ジンベイザメツアーとかパラセーリングとか色々やることもありますが、アクティブな方はあまりいないみたい。
ホテルの中でも色々遊べるし、ひとりで遠くにいくのもちょっとなぁ…と思い、とりあえず朝食後に泳ぎまくってました。
ぷかぷかしてたら、ツアー同行者の3人が遊びに出るのを見かけました。
彼らは本当に何のために同行してるのだろうか?
SMシーサイドシティへ向かう
泳ぎ飽きて部屋に戻ろうとする途中、他の参加者と会い一緒にショッピングモールへ行くことにしました。
セブ島にある「SMシーサイドシティ」に向かいます。
東京ドーム10個分くらいの広さらしいです。
「プランテーションベイリゾート&スパ」から送迎バスが出ています。
Googleマップでは16.6km。有料道路を通りましたが、渋滞もなく30分くらいで着きました。
午前10時にホテル発で午後2時に迎えのバスが来ることになっています。結局時間が足りず、タクシーで帰る話は後述します。
とにかく広いのですが、日本のショッピングモールみたいにそこら中にフロアマップがあるなんてこともなく、ぐるぐる徘徊しました。
目指すはスパです。
セブのスパは日本と比べて破格だということで、折角だし体験してみることに。
ホテル内にもありますが、普通に高いです。
イヤーキャンドル受けてみた
色々探し回ったところ、ようやくスパが並ぶエリアに到達。
看板を見ていると、中から店員さんに声を掛けられました。
全身アロママッサージが90分800ペソ。日本円にして2000円ちょっと!?安い。
ショッピングモールの中にあるだけあって、店内も清潔です。街中にはもっと安いのもあるのでしょうけど、安心感があります。
他にもいろいろな施術がありますが、一緒に来た女性の方がイヤーキャンドルも頼んでいたところ、私にもセラピストが勧めてきたので、「じゃあ…」ということでイヤーキャンドルもお願いしました。350ペソです。
…イヤーキャンドルって何するんだ?
部屋はカーテンで仕切られていて、バスタオルが置かれています。
あれ?どこまで脱げばいいの?紙パンツとかないみたいです。
ここは堂々と生まれたままの姿で行ってみるか!とタオルのみになったところセラピストのおばちゃんに「No,No」と笑われました。
マイパンツのまま施術を受けます。
まずはイヤーキャンドルからです。
隣りのブースで先に施術されている女性とカーテン越しに話していると、セラピストが「Your friend?」と話してきたので「Yes」と口に出す前に「Curtain open?」と被さってきてしまい、いきなりカーテン開けられたので「ちょ、待っ…!」と、びっくり。
女性の耳からロウソクが生えてました。
身体は大きなバスタオルに包まれていたのでセーフです。
その後、私も耳からロウソクを生やす訳ですが…温かいけど、何がどうなっている状況なのかわからない。
ふわふわとした温かさにぼんやりとした時間を過ごすこと…10分くらいでしょうか?
片耳が終わって、セラピストがライトを照らしながらロウソクの包み紙を開けていきます。
なんか笑いながら見せてきますが、何これ?溶けた飴みたいな、はちみつの塊みたいなのが3~4cmくらい…。
…え?
……は?ちょちょちょ、待ッ…えぇ?
…嘘…だろ…?
コレ…、ミミクソデスカ…?
全然耳の中から出てくるような感覚も、吸い取られるような感覚もないのに、とんでもないモンスターの突然の登場に驚きとともに羞恥にかられるのであった。
しかし、帰国後にこのブログを書くためにイヤーキャンドルについて調べていたところ、この燃えカスは耳垢ではないとのことです。
フッ…。だまされたぜ…。
特に耳がスッキリしたとか、そういうのは感じませんでした。「あたたかいなぁ…」という感想です。
アロママッサージ受けてみた
うつ伏せで背中にアロマを塗られながらグイグイ押し込まれます。
十分強い力だったのですが無反応でいたところ、「More hard?」と問われたので「Yes,please.」と…。
おぉふっ…。結構力が強い。
だが、自分でお願いしておきながら早々に屈する訳にはいかない!
勝負だ!
背中からバキバキゴリゴリと音が鳴り続けました。
痛みにも慣れて全身を十分ほぐされ、なんか熱いものが乗せられたりいろいろしてたら最後にストレッチ。
フッ…どうだ柔らかいだろう。前屈もベッタリさ。
突然首に腕を回され…ボキボキッ!反対方向にもボキボキッ!
びっくりするくらい全身からいろんな音が出ました。
思う存分に体がほぐれ、アロママッサージとイヤーキャンドルあわせて2時間くらいの施術をうけましたが、合計1150ペソ。3000円くらいです。
こんなに色々とやってもらったのにすごい安い。満足でした。
ランチはフードコートで
レストランも各種ありますが、結構いいお値段します。日本と大差ありません。
1500円以上はザラで、フィリピンであることを考えると高く感じます。
それに、わざわざフィリピンに旅行に来て、日本食や韓国料理に高いお金出すのもなぁと思い、フードコートへ。
フードコートはすごく混んでいます。ラーメンもありましたが、30分かかるとか。
で、頼んだのがコレ。
自分は席を確保してたので、一緒に来た人にお願いしたけど、肉のプレートです。
アツアツの鉄皿にライスと肉とキムチが乗っています。
300ペソくらい?だったかな。
肉が柔らかく、味付けも良かったです。この旅で一番美味しかったのがコレかもしれません。
お土産を買いにショップ巡り
またグルグルと迷いながら徘徊していたところ、スーパーを発見。ドライマンゴーとか、定番のお土産は土産物屋とかにもありますが、スーパーで買った方が全然安いです。
とりあえず、買うと決めていたドライマンゴーとバナナチップス(後述)をどっさり購入。
色々な種類がありますが、違いはわかりません。値段は微妙に違います。
100g入りのドライマンゴーがここのスーパーだと109ペソ。当時のレートで290円くらい。同じものがこのショッピングモールの土産物屋でも売ってますが、高いです。空港で買うと倍以上します。
日本でドライマンゴーを買うと、同じようなものがカルディで税込み358円(2023年12月現在)。言うほど変わらないですね。コンビニやスーパーで独自のブランドのものだと600円くらいするものが多いです。
円高の頃に来れば200円とかもっと安く買えるでしょう。
さらに、人気のお土産と言われているココナッツオイルやパパイヤ石鹸をドラッグストアで購入しました。
袋のは65gサイズ、箱入りのは135gサイズです。箱には直接石鹸が入っているので夕張メロンの甘いにおいがします。(※パパイヤです)
全然安かったので適当にかごに入れて買いましたが、Amazonで見ると値段が高くてびっくりします。ばらまき用土産としてもオススメです。
ビーフジャーキーも購入しましたが、後で肉製品は日本に持ち込めないだとか聞いて、現地で食べました。味は( ´_ゝ`)フム…って感じです。
そしてTシャツやら、よく冷蔵庫に貼り付けてあるマグネットとか勢いで購入。
だんだん冷静になってきて、民芸品みたいなものが売ってる店で正気に戻りましたが、かごやらティッシュケースが700ペソで売っている。1800円以上だ。
どう見ても、ダイソーで売ってそうなクオリティだ。
「ペソ」という、使い慣れないお金で感覚が鈍ってしまいますが、安くて買う価値がある良いものはたくさんあります。
しかし、あきらかに割高で必要のないものもすごく多いです。
わけのわからない安っぽいダサいキーホルダーが300ペソ(約800円)。
お買い物は賢く冷静にしましょう。
そして帰国後にお土産の味見をしてから気が付きましたが…
バナナチップスと間違えてドライバナナを大量に買ってた!
ドライマンゴーは普通に美味しく食べられます。
バナナの方を食べて「え?これが人気なの?」っと思って調べてみたら、バナナチップスは全く別物でした\(^o^)/
分厚いスルメをほんのり甘くしたような、噛み終わったガムを乾燥させたような、そんな味です。
ドライマンゴーのすぐ隣りにあったのを目にして、「あー、これこれ」と何も考えずにかごにポイポイッっと…。
ろくにガイドブックも見ないでいるとこうなります。
コーヒーは豆と挽いたものと両方を購入。
「Brown Gourmet Coffee」とやらで、普通に商品棚に陳列された安価なものです。
フィリピンだとジャコウネコのウンコーヒー(Civet coffee)が最高級品として有名ですが、特にウンコ飲みたいとは思ってないので、庶民に親しまれている一般的なものを探して購入。
特別なものや有名なものはお金を出せばどこでも飲んだり食べたり出来ますが、普通の一般的なものは現地に行かないとなかったりするので、これはこれで貴重かなぁっと。
花に美醜が無いように、味に好みや違いはあれど、優劣は無いものです。
値段は比較的安いです。注意すべきは、袋に穴が開いていないかよく確認を。
どっさり積んでいるものの中には袋が破けているものもあります。風味を損なったり、虫が入り込むおそれがあるのでご注意を。
味は、あっさりスッキリといったところでした。
タクシーでホテルに戻る
色々と買い物をし、すでに送迎バスは行ってしまっているため、タクシーで帰ることにしました。
ガイドブックなどにタクシー配車アプリ【Grab(グラブ)】を絶対入れておいた方が良いとか書いてありましたが、その理由がよくわかりました。
SMシーサイドシティのタクシー乗り場に行くと、ズラーッと行列が出来ていました。さらに、高齢者や子供を優先させて乗せているため、見た目以上に時間がかかります。
タクシーがたくさん回ってくるのですが、警備員に何度も追い返されるタクシーもいました。
順番を守らずに半端なところで停車して、窓を開けてタクシー待ちの人に何か呼びかけてくるのですが、警備員に立ち去るよう言われていました。
ぼったくりも多いらしいので注意が必要です。
列の反対側には配車アプリGrab専用の待合所があります。
Grabで配車すれば英語が話せなくても目的地を伝えられ、ぼったくりの心配もないそうです。利用者登録には電話番号が必要であるため、海外wifiをレンタルしてるだけでショートメールが使えない状況では登録出来ません。国内にいるうちに登録しておく必要があります。
そんなわけで、Grabが使えなかったことから、1時間くらいタクシーを待ちました。
ようやくタクシーに乗れたのですが、行き先を伝えたところ、「How much do you give me?」といくら払ってくれるのか聞かれました。メーターがなく、交渉性のタクシーのようです。
相場が分かりません。ひとりが「1000ペソくらい?」と相談しましたが、安く言っといた方が良いと思い、運転手に500ペソを提案。
運転手は700ペソを求めてきたため、有料道路料金100ペソ足してもひとり200ペソ(530円くらい)なので承諾しました。
たぶん交渉次第でもっと安くできると思います。
タクシーでの帰り道の風景もまた一風変わっていて、良い経験でした。
ダウンタウンを通り抜けましたが、ストリートチルドレンが渋滞で止まっているタクシーのそばに来て、手拍子しながら歌ったり飛び跳ねたりしてお金を求めてきます。
割り勘するために車内で財布からお金を取り出しているのを目にすると、子供たちはくれるものだと思ったのか必死に手をたたき飛び跳ねます。
前を走る別のタクシーが子供にお金をあげたのでしょうか。100ペソ札を握り締めて大喜びする子供が走っていくのが見えました。
その後、そのタクシーには別の子供が近づき、窓ガラス越しに指で文字を書いたり付きまとわれていました。
数百メートルにわたりそのような状況が続いているので、キリがないので可哀想ですが最初からそっぽ向いた方が良さそうです。
また、時間帯や場所によっては突然ドアを開けられて強盗に遭う可能性もあるため、乗ったら自分でドアをロックした方が良いらしいです。
道中では魚を売ってる店も見えましたが、店の人がずっとハタキを魚の上で左右に振っています。
神主が「かしこみかしこみ申す~。」と祈祷するかのように振っていますが、ハエが近寄らないようにしているものと思われます。
気温が高く、氷も無い昼下がりに台の上に並んだ魚ですから、ハエもこぞって群がろうとするのでしょう。
ホテルのレストランでディナー
ホテルに戻って来ましたが、夕食をどうしようかと相談。外に出れば安く食べられるところも多いですが、歩いていくには危険な時間帯でもあり、タクシーで行くには渋滞がひどい時間でもあったため、ホテル内のレストランに行くことにしました。
ホテルのプライベートビーチに面した綺麗なレストランですが、コンセプトが良くわからないメニューでした。日本食と韓国料理が多く、寿司、やきそば、KFC…。
KFC⁉
韓国料理の枠にKFCが記載されていました。
試しにKFC頼んでみましたが、全くKFCと関係ない辛みの効いた味付けの小ぶりのチキンが出てきました。美味しいっちゃ美味しいが…。
まぁ、だれもケンタッキー・フライド・チキンとは言っていない。
あと、寿司と刺身の盛り合わせも頼みましたが、写真の皿、ひとつで1500ペソ。4000円くらいです。日本の回転ずしの方が安くて全然美味しいです。
サーモンはまあまあ美味しいですが、マグロははっきり言ってまずいです。
…てか、なんで私はわざわざセブで寿司食ってるんだ?
食後のナイトプール
夕食の後はナイトプールで泳ぎまくってました。
水は冷たくなく、長時間浸かっていても平気です。
キリマンジャロカフェに面するプールは時間制限あり。スタッフに他のプールに入るよう促されました。
そんなわけで、24時間入れるプールをひたすら回遊。90分くらい泳いだら満足して就寝しました。
つづく
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